
カンジダ
細菌性膣症
2025.07.29
STDを防ぐ
疾患名 | 主な症状 | 症状が出たときには? | 危険性 | 日本での蔓延度 |
---|---|---|---|---|
クラミジア感染症 |
男性は「おしっこをするときの痛み」や「白い分泌物」が出ます。 女性は「おりものが増える」「下腹部が痛い」「不正出血」がありますが、症状がまったくないことも多いです。 |
なるべく早く病院へ。 そのままにしておくと、子どもができにくくなることもあります。 |
放っておくと不妊(子どもができにくくなる)や、男性は睾丸の炎症になることも。 レベル:高 |
とても多い(特に10~20代)。 日本で一番多い性病です。 |
淋菌感染症(淋病) |
男性は「強いおしっこの痛み」「白っぽい膿が出る」。 女性は「おりものが増える」「下腹部が痛い」「不正出血」など。 女性は自分で気づきにくいことも。 |
できるだけ早く病院へ。 治療した後もパートナーと一緒に再検査を受けることが大事です。 |
長く放っておくと、お腹の中に炎症が起き、不妊に繋がる場合があります。 レベル:高 |
2022年頃から増加傾向にあります。 若い人に多いです。 |
梅毒 |
最初は「しこり」や「できもの」ができて痛くありません。 その後、体に「赤い発疹」や「熱」「リンパの腫れ」が出ることも。 何も症状がないまま進むことも多いです。 |
すぐに病院へ行きましょう。 早めに治せばしっかり治ります。 |
放っておくと全身に広がったり、妊婦さんは赤ちゃんにうつることもあります。 レベル:高 |
2023年からとても増えていて、2025年も高い水準を維持しています。 若い女性にも多くなっています。 |
性器ヘルペス |
性器やおしりの周りに「小さな水ぶくれ」や「ただれ」ができて、ヒリヒリ痛みます。 発熱が出ることも。 一度かかると疲れた時などに何度も再発することがあります。 |
早めに病院へ。 飲み薬で治療できます。 |
妊婦さんは赤ちゃんへうつる可能性があり注意が必要。 完治しないため、何度も再発することも。 レベル:中 |
とても多いです。 無症状の人も多く気づきにくいです。 |
尖圭コンジローマ |
性器やおしりのまわりに「小さなイボ」ができます。 かゆみや違和感が出ることもあります。 |
皮膚科や泌尿器科で診てもらいましょう。 パートナーも一緒に検査を受けると安心です。 |
ウイルスが原因。 再発しやすいですが命に関わることは少ないです。 レベル:中 |
若い人で、最近少しずつ増えています。 |
HIV感染症 |
最初は「風邪のような発熱やのどの痛み」「リンパの腫れ」が出ることもありますが、ほとんどは無症状です。 気づかないうちに感染が進むことがあります。 |
すぐに専門の病院で相談しましょう。 早く発見できれば薬で進行を抑えることができます。 |
そのままにしておくとエイズになり、命に関わる病気を起こします。 レベル:高 |
年間600名以上が新たに感染しています。 男性に多いですが、誰でも感染します。 |
B型肝炎・C型肝炎 |
「だるさ」「発熱」「食欲がなくなる」「黄疸(皮膚や目が黄色くなる)」 まったく症状が出ないことも多いです。 |
すぐに病院へ。早期発見がとても大切です。 B型肝炎はワクチンでの予防が可能です。 |
長く放っておくと肝臓が悪くなり、肝硬変や肝がんになることがあります。 レベル:中 |
C型は減っていますが、B型は今も新しい感染があります。 |
トリコモナス膣炎 |
女性は「泡立ったにおいの強いおりもの」「かゆみ」「痛み」が出ます。 男性はほとんど症状がありません。 |
早めに婦人科や泌尿器科へ。 夫婦やカップルは一緒に治療しましょう。 |
妊婦さんは早産のリスクが上がることも。不妊、前立せんがんとも関連します。 性器の匂いの原因になるため、早期治療を望む方がおおいです。 レベル:中 |
海外では最も新規感染が多いですが、日本は海外ほどではありません。しかし、リスクはあるため注意が必要です。 |
記事の監修
北岡 一樹(きたおか かずき)
あなたの症状から性感染症(STD)をチェックし、
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性感染症は、早期発見と正しい治療が大切です。
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