病気について
ABOUT DISEASE
性器淋菌感染症
GONORRHEA
性器淋菌感染症の主な症状
おりものが増える、緑黄色になる、不正出血などの症状が見られることも
ありますが、感染者の8割が無症状で気付かないことがほとんどです。
かゆい、熱を持つ、多量のウミが出る、排尿時の痛みなど、尿道に症状が
でます。歩けなくなるほどの痛みをともなうこともあります。
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性器淋菌感染症とはどんな病気?
1回の性行為での感染リスクが30%
性感染症(STD)は、性行為の経験がある方であればだれでも感染する可能性のある病気です。
淋菌感染症は、クラミジアに次いで感染者数の多く、とても古くからある代表的な性感染症(STD)です。
限られた環境でしか生存できない菌ですが、宿主である人のライフスタイルの変化に合わせて性器(泌尿生殖器)や咽頭、
眼へ感染するなどと部位を増やしたり、治療に使われる薬が効かない菌に変化するなどして感染を拡大させています。
性器淋菌感染症の症状について
感染してから症状が出るまでの期間 : 2日~7日
検査できるまでの期間: 無症状で検査できるまで1週間
男女では症状がまったく違います。
男性は激しい痛みやペニス全体が腫れ上がるほどの激しい症状が出ることもあります。
女性は、症状が出ないことがほとんどで、感染に気が付かずに男性を感染させてしまうことが多いです。
女性の場合
感染者の大半(約80%)が無症状で気付かないことがほとんどです。
- おりものの量が増えた
- 緑黄の濃いおりものがでる
- 外陰部の軽いかゆみ、腫れ
- 不正出血がある
- 膀胱炎症状(頻尿・排尿痛)
放置すると症状の悪化・卵管炎・腹膜炎・子宮内膜炎・子宮外妊娠・急性膀胱炎・不妊症の原因になることもあります。
男性の場合
歩けなくなるほどの痛みをともなうこともあります。
- 多量の黄白色の膿がでる
- 尿道のかゆみがある
- 尿道が熱っぽい
- 排尿時に激しい痛みがある
放置すると症状の悪化・尿道狭窄症(尿道が狭くなる)・精巣上体炎・男性不妊症の原因になることもあります。症状は強く、陰囊内容は腫大し、局所の疼痛は歩行困難を訴えるまでになることがあります。
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性器淋菌感染症の感染について
感染率
コンドーム無しの1回の性行為での感染率は約30%といわれています。
感染の可能性が高い
性行為
- セックス
- 性器どうしの接触感染
- オーラルセックス
- 出産時の母から新生児への感染
感染のリスクが高い人
- パートナーが多い
- 不特定の人との性行為
- オーラルセックス
- 避妊具を使わない
感染ルート
咽頭、直腸、尿や陰部分泌物・膿の中に淋菌が存在し、粘膜どうしの接触や分泌物の接触がある性行為により感染します。
原因菌・菌がいる箇所
咽頭、直腸、尿や陰部分泌物・膿の中
感染部位
男性:主に尿道・精巣上体
女性:子宮頸管・膀胱(ぼうこう)・尿道
予防
コンドームの着用により感染リスク軽減が可能です。
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性感染症は、性行為の経験があれば誰でも感染する可能性があります。また症状が軽度や無症状のことが多いため検査をして初めて感染に気付くことがほとんどです。
放置してしまうと重症化や不妊症の原因になることがあります。
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性器淋菌感染症の
予防・症状について
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男性は、排尿時の激しい痛みと膿、女性は、80%が無症状
男性の場合、尿道に感染することが多く尿道炎を引き起こします。
症状は、尿道のかゆみや熱っぽさから始まり、粘液や黄色の膿が出ます。徐々に痛みが増し、排尿時に焼けるような激しい痛みやペニス全体が腫れ上がるような激しい症状が出て歩行困難になることもあります。
ただし、無症状や人によっては症状が出るまでに時間がかかる場合もあります。
女性の場合、淋菌の感染部位によって症状に大きな差があり、感染者のうち80%が無症状で、検査をして初めて感染に気づく方がほとんどです。そのため感染に気が付かずに男性を感染させてしまうことが多いです。
感染力が強い
コンドーム無しの1回の性行為での感染率は約30%。
また感染してしまうと治療薬が効かない耐性淋菌も出始めているので予防が重要です。
ほんとは、弱い菌です。
淋菌は乾燥や温度変化に弱く、通常の環境では生存できない弱い菌です。暖かくて湿った所を好み、咽頭、直腸、尿や陰部分泌物・膿の中に存在しています。膜どうしの接触や分泌物の接触がある性行為以外での感染はほとんどありません。