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2018.05.07

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梅毒患者、県内(埼玉県)は47人に…最多の昨年を超すペース 女性 は20代、男性は40代が多く 早めの受診を

埼玉新聞 2018年5月6日(日)抜粋
今年に入ってから4月15日までの県内(埼玉県)の梅毒の感染患者届け出数が47人に上り、現行の統計方法になった1999年以降最多で、初めて200人を超えた昨年の同時期(45人)を上回るペースとなっていることが県への取材で分かった。県は、体の不調があれば早めに受診するよう呼び掛けている。

保健医療政策課によると、第15週(4月9~15日)までの届け出数は47人で、前年の第15週(4月10~16日)の45人を上回った。年間の届け出数は2013年ごろまでは20~30人ほどで推移したが、14年は51人、15年は108人、16年は193人、17年は232人と増加を続けている。女性は20代、男性は40代が多い傾向にあるという。

同課は「早期に発見すれば治療と感染拡大の防止につながる。気になる人は早めに検査を受けてほしい」と呼び掛けている。

梅毒は性的な接触などでうつる感染症で、病原菌の「梅毒トレポネーマ」が感染源。妊娠中や出生時の母子感染などもある。性器や唇などに赤い発疹が生じ、放置すると脳や心臓に重い合併症を起こすこともある。妊婦では早産や死産などの危険がある。

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