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2025.09.03

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性病の感染経路とは?~「うつる」「うつらない」の境界線を解説

「性病ってどこから感染するの?」
「お風呂やトイレ、キスでもうつるの?」

こうした疑問や不安を持ったことがある方はとても多いはずです。

恋人やパートナーがいる方だけでなく、職場や学校の仲間、家族と生活していても、いつかどこかで性病の話題を聞いたり、ふと不安になった経験があるのではないでしょうか。
実際、性感染症は「自分とは無縁」と思っていても、人生のあるタイミングで誰にでも関わる可能性がある病気です。
それでも、実際にどこでどうやって感染するのかを正しく知っている人は多くありません。

インターネットやSNSには、性病の感染経路に関する様々なウワサや誤解が流れています。
「温泉やスーパー銭湯でうつる?」「トイレの便座って大丈夫?」「ペットボトルやグラスの回し飲みは?」「布団やタオルの共用はNGなの?」
こうした日常生活での心配事は本当に多く、心配しすぎて人間関係がギクシャクしたり、不要なストレスを抱える人も少なくありません。

そこでこの記事では、「性感染症の本当の感染経路」と「誤解されがちな経路」を、最新の医学的根拠と日常生活のリアルなエピソードを交えながら、できるだけわかりやすく丁寧に解説します。
「本当に気をつけるべきリスク」
「過剰に心配しなくていいこと」
をしっかり見分けて、「無駄な不安を減らし、でも大切な場面ではしっかり予防できる」――そんな安心を持てる記事を目指しました。

性感染症のほとんどは「性行為による直接感染」

まず押さえておきたいのは、性感染症(いわゆる性病)の多くは「性行為」による直接感染が中心だということです。
ここでいう「性行為」とは、膣性交・肛門性交・オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングス)など、性器や肛門、口の粘膜どうし・体液の接触を指します。

代表的な性感染症には、HIV(エイズ)・梅毒・クラミジア・淋菌・HPV(ヒトパピローマウイルス:尖圭コンジローマ)・ヘルペス・トリコモナス・カンジダなどが挙げられます。

これらはコンドームでリスクは減らせてもゼロにはできません
コンドームは行為前から装着するなど、正しく利用できなければその効果を十分に得られないためです。

実際、近年増えているのが梅毒やヘルペス、HPVの感染です。
これらの性病は、「ディープキス」や「素股・愛撫」「挿入を伴わない接触」などによっても感染の可能性があります。


※厚生労働省「年齢(5歳階級)別にみた性感染症(STD) 報告数の年次推移」より数値を引用

また、オーラルセックスでは咽頭(喉)へのクラミジア・淋菌感染も増加しており、咽頭に限らず、ほとんど症状がないまま他人へうつす例も珍しくありません。

血液・母子感染も重要な感染経路

一部の性感染症は、性行為以外の場面(血液や母子を介して)でも感染することがあります。
例えばHIV・B型肝炎・C型肝炎・梅毒は、注射針の共用や刺青・ピアス器具の不衛生な共有などでもうつる場合があります。
また、妊娠・出産時の母子感染も深刻な問題で、特に梅毒やクラミジア、淋菌は出産時や授乳時に赤ちゃんへうつることがあるため、妊婦健診での検査が義務付けられています。

日常生活の中で誤解されやすい感染経路

「銭湯や温泉で隣の人と同じ湯船だった」「職場や飲み会でグラスやペットボトルを回し飲みした」「トイレの便座は公共だから不安」など、日常のふとした場面で「もしや…」と不安になる方は多いでしょう。
しかし多くの性感染症は、こうした“日常生活の何気ない接触”ではうつりません

  • お風呂・温泉・プール:現代日本で感染報告はありません。性病の原因菌は体外での生存力が低いです。
  • トイレの便座:同様に、対外での生存力が低く、クラミジアや淋菌はすぐ死滅します。まれにトリコモナスやケジラミが布類経由で感染する例はありますが、ごく限られています。
  • タオル・寝具:心配はほとんどありませんが、ケジラミ・トリコモナスだけは布を介してうつる可能性が完全にゼロとは言い切れません。
  • キス:ヘルペスや梅毒はディープキスなどで感染することがあります。
  • 握手・会話・同じ部屋で生活:性感染症がうつることはありません。


大切なのは、「性行為やそれに近い直接接触」が性感染症のほぼ唯一の感染経路であることを覚えておくことです。

パートナー・家族を守るために、正しい知識と行動を

性感染症の感染リスクは、誰にでもあります。「一度も不特定多数と関係を持ったことがない」「パートナーはずっと同じ人」という方でも、相手の過去や自覚のないキャリア、オーラルやキスなどの行為でうつることがあります。
特にクラミジア・淋菌・HPV・ヘルペス・咽頭感染は、症状がなくても潜伏していることがあり、「検査をして初めて知った」というケースが大半です。

妊娠や出産を控えた方、不妊治療やパートナーの健康を考える方にとっても、性感染症の早期発見・早期治療は重要です。放置すれば自分だけでなく家族やパートナー、将来の子どもにも影響が出ることがあります。
最近では、人に知られず自宅でできる「郵送検査キット」も普及しています。定期的に検査しておくことで、自分自身の安心にもつながります。

正しい知識で無駄な不安をなくし、「不安な時は検査して安心する」ことが、一番大切な行動です。

感染経路ごとの主な性感染症とリスク(一覧)

感染経路 主な性感染症 リスクレベル 注意ポイント
膣・肛門・口腔性交 HIV/AIDS, 梅毒, 淋菌, クラミジア, HPV, ヘルペス, トリコモナス, マイコプラズマ 粘膜・体液接触、コンドームでリスク低減
皮膚・粘膜のすり合わせ HPV, ヘルペス, 梅毒 中〜高 体表面から感染しうる
血液・母子感染 HIV/AIDS, B型肝炎, C型肝炎, 梅毒 注射針・出産時・授乳など
タオル・寝具・衣類の共用 トリコモナス, ケジラミ 低〜中 ごくまれ。布経由での感染例あり
空気感染 なし ゼロ なし

不安な時は「検査」で安心を

「うつったかも?」と感じた時、最も確実で安心なのは“検査して調べること”です。
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郵送性病検査のよくあるQ&A

Q. 病院で検査するのと精度は違いますか?
A. 郵送検査も医療機関と同じ検査所・方法で精度は同じです。
Q. 家族にバレませんか?
A. 無地・記載なしの箱で届きます。見た目では分かりません。
Q. 陽性だったらどうしたらいい?
A. 医師やカウンセラーに無料相談でき、受診先も案内しています。
Q. どれくらい早く届きますか?
A. 平日15時までのご注文は当日発送、最短で翌日お届けです。

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性感染症は、早期発見と正しい治療が大切です。
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全国のクリニックでも検査が可能ですし、お時間がない方や病院に行くのは抵抗があるという方は、郵送検査キットをご活用いただくのもおススメです。
万が一、予防会の検査で陽性反応が出た場合には、予防会のクリニックや信頼できる医療機関をご紹介します。
性感染症(STD)は放置すると、取り返しがつかなくなる場合もございます。
お気軽にご相談ください。

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