【胃がんリスク】健康診断と同じ項目を郵送検査で！【ABC検診】

日本の死亡要因の1位はがんです。
がんの中にもいろいろな種類がありますが、中でも胃がんは肺がんに次いで多い状態です。

しかし、早期発見・早期治療で治せるがんでもあります。

そのため、最近では「胃がんのリスクを知りたい」という人も多くなり、健康診断で「ABC検査」という検査を受け付けることも珍しくありません。

今回は胃がんと、ABC検査についてのお話になります。

 

 

 

 

 

胃がんになる人はどれくらい？

がんは日本の死亡要因の第1位です。
これは昭和56年より変わらず、生涯のうちにがんにかかる可能性は男性の2人に1人、女性の3人に1人と言われています。

中でも胃がんの割合は肺がんについで多く、2019年に胃がんと診断された数は124,319例（男性85,325例、女性38,994例）、2020年の死亡数は42,319人（男性27,771人、女性14,548人）とされています。

(国立研究開発法人国立がん研究センターより) 

これって胃がん？　症状について

症状の例として、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振、貧血などがあります。
しかし、初期の段階では上記のような自覚症状がほとんどなく、進行しても症状が出ない場合があります。

 

気が付かない内に進行してしまうことが、胃がんの恐ろしい点の1つと言えます。

胃がんが進行していくと、吐血や食欲不振、他の臓器に転移などに繋がります。
進行度合いによって治療方法も変わりますが、何より早期発見が重要になります。

そのため、自発的に検査をする必要があります。

他の症状として黒色の便が出ることがあり、胃で出血が起こっている場合があります。
黒色便は胃がん特有の症状というわけではありませんが、この状態は進行がんの可能性が考えられます。

もし、黒色便のような自覚できる症状があった場合には、お近くの医療機関にご相談することを推奨いたします。

症状はないけど不安･･･という方は、まずはABC検査で胃がんになるリスクを調べてみましょう。

---

---

---

 

 

 

胃がんの原因を知って予防しよう！

胃がんの原因の多くはヘリコバクター・ピロリ菌の感染で、他には喫煙習慣や塩分濃度の高い食事を日常的にとることが一因とされています。

ピロリ菌は胃の粘膜に炎症を起こし、この状態が続くと胃の粘膜が萎縮してしまいます。
この「萎縮性胃炎」という状態になると、胃がん発生の危険度が高まります。
このようにピロリ菌が胃がんの原因となる場合が60%を占めると言われています。

では、予防には何をすればいいのでしょうか。
がん全般の予防としては、禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、身体活動、適正な体形の維持、感染予防が有効であるとされています。
中でも、胃がんの場合は、禁煙すること、塩分や高塩分食品の取りすぎに注意すること、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌が有効であるとされています。

ピロリ菌の除去が必要か、そもそも身体の中にピロリ菌がいるのか、胃粘膜の状態はどうなのか。
それは、ABC検査によって調べることができます。

 

 

 

 

胃がんリスクを調べる！　ABC検査分類の見かた

胃がんリスク検査=ABC検査は、胃がんの最も多いとされる原因のピロリ抗体の有無と、胃粘膜の状態から胃がんのリスクを調べる検査です。

胃がんかどうかを確定する検査として、内視鏡検査やバリウム検査などがありますが、ABC検査は、少量の採血と採尿のみで出来る点、拘束時間が殆どない点から、気軽にスクリーニングとしてご利用いただけることが特徴のひとつです。

血液と尿を調べ、ヘリコバクター・ピロリ抗体とペプシノゲン値から、胃がんの危険度をA・B・C・Dの4種から分類します。

検査結果は表のように判断でき、この結果次第でピロリ菌の除去を行うか、内視鏡検査を受けに行った方がいいかなどをご判断いただけます。

※ABC検査はスクリーニング検査となります。この結果によって胃がんが確定するものではございません。
胃がんかどうかを確定する検査を受けたい場合は内視鏡検査やバリウム検査をご利用ください。

 

 

予防会の胃がんリスク検査

予防会では、ご自宅で採取可能な胃がんリスク郵送検査キットの取り扱いを開始しました。

予防会の検査キットの特徴は下記のとおりです。

・登録衛生検査所で検査しているため、健康診断と同様の検査精度です。
・送料無料、15時までの注文で当日中の発送となります。
※日・祝は除く
・結果確認はウェブから確認いただけます。
→スマホ1つで注文から結果確認まで完結してご利用いただけます。

気になった方は、下記からご利用くださいませ。

 

 

採血キットの使い方